
福井県坂井市丸岡町にある古城・丸岡城は、現存する天守が日本最古で、国の重要文化財である貴重なお城。この丸岡城のすぐ近くに「緑幼稚園」はあります。日本キリスト教団の幼稚園で、牧師さんでもある園長先生のもと、キリスト教の精神に基づいた幼児教育を行っています。あいにくの小雨でしたが、ホールからは元気な声が聞こえてきました。ラリーが順調に進んでいるか、レポートします!
坂井市唯一の私立幼稚園として、約90年の歴史をもつ「緑幼稚園」。キリスト教団の幼稚園で、“神を敬い、人を愛する子どもを育てること”を目標にしています。「豊かな愛情をたくさんそそぐことで、友だちや人を愛することができる子どもに育ってほしい」と主任の渡辺みどり先生。「みんなでバイキンやっつけよう! ラリー」に参加したのは、「ただ漠然と手洗い・うがいをするのではなく、なぜ大切なことなのかを理解して、きちんとした手洗い方法を身につけてほしかったから」とのこと。子どもたちの意識も高まってきているそうです。楽しみです!
取材した時は、年に一度の「作品展」を目前にひかえた時期でした。各クラスやホールには、作りかけの作品がたくさん。 年長さんのクラスでは巨大なスイカを作っているところです。「毎年、絵本を題材に、その世界感を作品にしているんですよ」と渡辺先生。みんなでひとつのものを作り上げる、共同作業が楽しそう!
糊や絵の具で手が汚れたら、みんなすぐに教室の中の手洗い場に向かいます。「以前は、こちらから言わないと手を洗わなかったのに、今では自分たちから進んでいくようになりました。それに、手を濡らすだけですませていた子も、隅々までていねいに洗うようになったんですよ」。みなさん、爪の間や親指と人差し指の間もきちんと洗っていますね。「おててをアラウータンたいそう」が、役に立っているようです!
「『おててをアラウータンたいそう』を観るのは、今日で二日目なんです」と先生。えっ!? でもさっき手洗いのポーズをしている子どもたちがいましたよ……。「先生たち同士では、ちょっとむずかしいねと話していたのですが、子どもたちはすぐに覚えてしまったようです」。2歳児の子が、「たこさんたいそう♪」といいながら、たこのポーズをしていました。全部のポーズを覚えてくださいね!
「おててをアラウータンたいそう」だけでなく、子どもたちに人気なのが、ラリーのシール貼りだそうです。先生の「お待ちかね!」の声にみんな注目します。「キレイになりましたか?」「なりましたー」、「うがいはできましたか?」「できましたー」と確認して、その日、手洗い・うがいを頑張った人がシール貼りを担当。「きちんと手洗いすることが楽しいと思っている今のまま、ずっと続けていってほしいですね」。
「緑幼稚園」では、新型インフルエンザが猛威をふるった時、手洗い・うがいを徹底して行ったことで感染を防止。10年以上前から、園舎内に殺菌効果もある手の乾燥機を設置するなど、清潔習慣に対して高い意識を持っていました。「その日の活動を園だよりとして毎日ブログで伝えているのですが、手洗い・うがいの大切さもブログでも呼びかけました」と渡辺先生。きちんとした洗い方も、おウチにも伝えてくださいね。
「緑幼稚園」の一日はお祈りから始まります。週一回は、教会に礼拝と一年間を通してのスイミングスクール通い、外国人講師による英語学習や茶道なども行っています。「いろいろな経験を通して、相手のことを思いやれる人に、人に愛情を注げる人に育ってほしい」と渡辺先生。先生は子どもたちにいつも優しく語りかけ、話しに耳を傾けるみなさんも真剣。愛情を持って接するから、大切なことも伝わるんですね。
泣いている子がいると、みんな集まってきて、何とか笑わせようとするみなさんの優しさ。手洗いをしているところをのぞき込んで、洗い方を覚えたり教えあったりしていた姿が印象的です。「いろいろなところにバイキンがひそんでいるから、マメに手を洗いましょうね」という先生の言葉に、手洗いの大切がみなさんわかったようですね!














緑幼稚園